【二段ベット工事】 ⑥監督さんの仕事
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。
フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
⑥監督さんの仕事
今回は監督さんの仕事を経験すべく、工務店さんに施工をお願いしないで、自分でやってみました。
1,職人さんとの打合わせ
(どこまで工事するか、この方法で成り立つかetc…)
2,発注資材の数量出し(どれだけの量頼むか)
3,材料の手配・受取り・受取った資材の現場での管理
4,工程の管理
振り返ってみると、監督の仕事である「施工管理」に関わる作業って莫大であることが分かりました。
建築工事では、工事が絡む場所が度々出てきます。
今回の工事で見ると、
1,電気屋さんが配線
2,大工さんが面材に電気配線の穴あけ開け
3,電気屋さんが器具取付
といったように、電気屋さんは大工さんの工事の前後に作業が必要になってきます。家全体ではものすごい複雑に工事が絡んでいきます。
これらの順序と日程を天候も考えながら、職人さんと材料を手配していかなければなりません。
今回一番大変だったのは、ベットの構造面材となるシナランバー材の管理です。今回使用した材料は1枚が、4×8版(しはちばん)と言われる1220㎜×2430㎜の大きさです。
大物資材は「軒先渡し(道路から敷地内に材料を置いて終わり)」が基本。
お盆後の工事予定だったため、お盆前に配送していただきましたがその頃はバケツをひっくり返したような大雨が度々降っていた時期。
駐車場わきに置き場を決め、資材をおろしていただき、厚手のビニールシートを事前にホームセンターで用意していましたが、予想外の大雨にはさすがに不安に…。
結局次の日の夜、夫と二人で一枚一枚材料を屋内のフリースペースへ運ぶことになりました。
大工さんなら、一人でぴょいっと運んでしまいますが、3枚目くらいで手がプルプルしてきて持つのも必死な状況で、計10枚を1時間近くかけてようやく入れ終わりました。
また、沢山の工事をする人たちは、初対面であることも多いので、その職人さんをまとめる人間力も必要になります。
監督さんの仕事を経験してみると、かなり大変で重労働であることがよくわかりました。緻密な施工計画があってこそスムーズに工事が行て、経験と体制が整っているから出来る仕事だと実感しました。
監督さんってすごい!
⑦工事後の自主施工 へつづく…
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る