旧姓表記

突然ですが、私は旧姓で仕事をしています。
旧姓での活動の一番の理由は、結婚後の姓が著名な建築家さんと同姓同名(漢字も一緒)になってしまうからなんです。
また、「家庭の自分」「公の自分」と分けたい。
なんとなく仕事上で慣れ親しんだアイデンティティのようなものを残したいという思いもありました。

 

今日の連続テレビ小説「虎と翼」で、弁護士の旧姓使用についての話題がありました。
弁護士が旧姓で活動できるようになったのは2017年からだそうです。つい最近のことなんですね!

 

私が建築士免許を取得したのが、2007年。結婚が2009年。
その時は既に旧姓表記が認められていましたので、旧姓での活動もすんなりできました。調べると、建築士の旧姓表記が可能になったのは2002年からでした。

 

この話は、「虎と翼」同様、夫婦別姓の話につながっていくのでしょう。
現実いろいろな問題があり、ハードルが高いだろうなと思いますが、
私は夫婦別姓も一つの選択肢として日本にもあってもいいかな~と思います。
(自分がいまからあえて選択するかは分かりませんが…)

最近、地域で活動することが増えてきたので、良い意味で「公私」・「仕事と家」の区別がなくなってきていて、「あれ?ここはどっちのなまえだっけ?」と混乱したり、ここぞという場面では、本名(結婚後の姓)しか使えなかったり…といろいろ不便に感じることが多いです。

 

こう見ていくと、建築士の旧姓表記が出来ることは、かなり嬉しい制度であるんだなぁと改めて思いました。

 

「虎に翼」では、建築士と弁護士という職種は違いますが、突き当たる苦悩などで、共感できることが多々。ひとごとではなく、自分のことのように毎日楽しみにしてみています。

  

久しぶりのブログ更新でした。
インスタ・フェイスブックと合わせて、ブログでは今後もより深い考えや、思いを綴っていきたいと思います。


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空家対策協議会

この秋から、和光市の空家対策協議会の市民委員を務めています。
和光市は若い世代の比率が高く、空家比率が埼玉県の中でも低いため、対策が遅れているそうです。

ですが、私を含め土地を購入して移住してきた子育て世代も多く、30年後、40年後にはどうなっているでしょうか…。
まわりに空き家が増え、悪環境のまちにならない為、今からできることがあるのか…。
私の専門分野ではないですが、「いえ」の集合が「まち」。
まちがどう作られていくか、行政・その他分野とのかかわりにも興味があります。

 

   

本日、第一回の協議会がありました。
各方面の有識者(空家問題の専門家・弁護士・行政書士司法書士・宅地建物取引業協会の方etc…)、都市整備部都市整備課の方が出席され、専門的な(かなりお堅い)内容の会議でした。
会長に選出された東洋大学 理工学部建築学科 准教授 大澤さんによると、後発であるメリットを空家等対策計画策定に生かしてほしいとのこと。

和光市の空き家の現状、方針の話し合い、意見聴取。
今年度はあと2回、その後も対策計画策定まで続きます。

 

「他人事と思わず、当事者意識を持つ。」を大切に。


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