【二段ベット工事】 ③できることはやってみる
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。
フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
③あえて自分たちでできることはやってみる
今回はあえてできることは家族でやってみることにしました。
私たち夫婦は二人とも建築士です。
普段は設計する立場で、施工は工務店さんにお任せします。
今回は自邸という事で、施工まで経験することで、ものつくりを深く知りたかった為です。
もう一つは子供にものつくりを体験してほしかったのです。
自分の空間であったらより興味を持って自分事で考えてくれるかなという親の思惑です。エゴともいうのでしょうか!?家族で何かしよ!というワクワク感が大きいかもしれません。単純にものつくりが好きなのだと思います。
計画段階から、どこを誰に頼むか、材料はどこからどうやって仕入れるか、いつ仕入れていつ工事を行うか…を考えながら設計しました。
普段は設計の仕事側からものを見て設計しています。
具体的に言うと、「使いやすい、居心地が良い」などです。
もちろん、コストなども考えてはいますが、
今回施工までとなると一気に上記のような事柄もより総合して考えることとなりました。
この発見は自分でやってみてかなり大きな発見でした。
●職人さんに頼んだこと
二段ベットの骨格の組み立て工事…大工さん
照明・コンセントの工事…電気屋さん
●家族でやったこと
〈大工工事前〉
ベット内に組込む本棚の制作 (施工図設計・材料調達・カット・組み立て)
L型金物探し→白塗装
〈大工工事後〉
ビス穴埋め
面材の小口処理 シーラー塗→小口テープ貼り→角落とし
面材のペーパー掛け→オイル塗り→みがき
カウンター取り付け(カウンター受取り、ビス購入)
カウンター上本棚の制作、取り付け
④分割工事までの準備 につづく…
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る