【二段ベット工事】 ④分割工事までの作業
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
④分割工事までの作業
●ベット内に組込む本棚の制作
(施工図設計・材料調達・カット・組み立て)
まずホームセンターで材料購入、カット。
ひとりずつ自分のを自分で組立て。
●L型金物探し→白塗装
部屋を分ける材料であるシナランバー材は高さ2430㎜、子供部屋天井高が2500㎜と70㎜足りないのです。これをどう解決するか…
事前の打ち合わせではL形金物を利用して取り付けすることになっていました。
ホームセンターを回り、イメージに近いものを購入。
白がなかったので、塗装しました。
結局現場でもっといい案が出て、使わなかったのです…(笑)
●工事前に電気屋さんに来ていただき、配線をしていただきました。
⑤工事当日 につづく…
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る
【二段ベット工事】 ③できることはやってみる
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。
フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
③あえて自分たちでできることはやってみる
今回はあえてできることは家族でやってみることにしました。
私たち夫婦は二人とも建築士です。
普段は設計する立場で、施工は工務店さんにお任せします。
今回は自邸という事で、施工まで経験することで、ものつくりを深く知りたかった為です。
もう一つは子供にものつくりを体験してほしかったのです。
自分の空間であったらより興味を持って自分事で考えてくれるかなという親の思惑です。エゴともいうのでしょうか!?家族で何かしよ!というワクワク感が大きいかもしれません。単純にものつくりが好きなのだと思います。
計画段階から、どこを誰に頼むか、材料はどこからどうやって仕入れるか、いつ仕入れていつ工事を行うか…を考えながら設計しました。
普段は設計の仕事側からものを見て設計しています。
具体的に言うと、「使いやすい、居心地が良い」などです。
もちろん、コストなども考えてはいますが、
今回施工までとなると一気に上記のような事柄もより総合して考えることとなりました。
この発見は自分でやってみてかなり大きな発見でした。
●職人さんに頼んだこと
二段ベットの骨格の組み立て工事…大工さん
照明・コンセントの工事…電気屋さん
●家族でやったこと
〈大工工事前〉
ベット内に組込む本棚の制作 (施工図設計・材料調達・カット・組み立て)
L型金物探し→白塗装
〈大工工事後〉
ビス穴埋め
面材の小口処理 シーラー塗→小口テープ貼り→角落とし
面材のペーパー掛け→オイル塗り→みがき
カウンター取り付け(カウンター受取り、ビス購入)
カウンター上本棚の制作、取り付け
④分割工事までの準備 につづく…
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る
【二段ベット工事】 ②仕切る?仕切らない?方法は?
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。
フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
②仕切る・仕切らない?仕切る方法は?
部屋を子供部屋に仕切るタイミングは、子供の成長を見ながら決めました。
●2022年(長女が小4年、次女が小1)
自分の場所が欲しい、一人で寝てみたいとベットを切望し始めました。
まずは二段ベットの制作を検討。移動できる家具式で、カーテンを設置して、自分空間にできるように。のちのち、二段ベットを部屋の中央に持ってきて、面材を貼って部屋を仕切ることができるように計画。
自分たちで施工できるよう2×4材(ツーバイフォー材)を下から積み上げて留めていく方法で計画。
●2023年6月
私が書き残したメモには…
・移動式にしたい 後々個室化できるように
・面材を付け替えて 後々個室化できるように
・照明・コンセントをつける (すっきりするよう初めから仕込む)
・本棚をつける
・居心地が良い場所に
・のぼりやすいはしご
・ムアツふとんが湿気にくい(賃貸時代のムアツ布団を子供たちに割り当てる)
●2023年夏
子供たちの自由研究に。
構造を考え、材料を拾い、コストも算出。
模型にて、強度や形状を検証しました。模型はスチレンボードで材の切り出しから!
(難易度が高すぎて、私が手取り足取り教えるような感じになってしまいました…反省)
最後には飾り付けしてマイ空間に(^^)
実際の制作も予定していましたが、模型製作で力尽き、2023年の自由研究は終了(笑)
●2024年(長女中学一年生、次女小4)
それまで家庭学習は2階のLDKの大テーブルでやっていたのですが、長女が中学生に上がったことで、より集中できるスぺ―スを切望。ランドセル・通学リュックも新学期のタイミングで2FLDKから1Fフリースペースに移動しました。
私も本腰を入れて夏に工事できるよう計画を進めました。
自邸の作業はどうしても後回しになりがち…(^^)
計画スピードより子供たちの成長のほうが早かったようです。
すでにこの時点で「完全個室」の方がよい段階になっていましたので、今回のような家具工事で部屋を仕切る計画に全面転換となりました。
後で振り返ってみると、当時のメモ書きのことはしっかり押さえられています。
仕切らないでよければ、仕切らないままでよかった。
日々成長するふたりの子供を見ながらの流動的な計画です。
③できることはやってみる へつづく
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る
【二段ベット工事】 ①仕切るまでの使われ方
House niikuraは2024年で竣工5年が経ちました。
フリースペースを二段ベットで2つの子供部屋に分割するのまでの記録を綴ります。
①仕切るまでの使われ方
新築当初は子供部屋を作らず9畳の真四角なフリースペーを設けました。
ここでは様々な使い方がされてきました。
定番は
●いとこや友人が泊まりに来て布団を並べて皆で寝る…
他の使われ方として、
●ワークショップを開催…
コロナ化で公共施設が借りれないときに、先生が自宅にお越しくださいました。
●子供たちの友達が集まって宿題(^^)
今では男女年齢関係なく遊ぶ姿が懐かしい
●お泊り会では、お化け屋敷も開催(笑)
二つの扉で入口と出口を作りルートを決めて回りました。
親が仕掛ける側になった回も(^^)
●作業部屋に…棚を作ったりと、これがけっこう便利
●一次物置に…ひろげて旅行の準備をしたりと、これもけっこう便利(笑)
こうやって使い方を振り返ってみると、まるで昔の座敷(ざしき)のような使われ方ですね。私の実家にもあるので当たり前に使っていた座敷。
ウィキペディアによると…
座敷とは近現代の一般住宅で、一番よい和室に対して当てられる語。日当たりや風通しが良く、床の間が設けられていることもある。冠婚葬祭などの儀礼や改まった年中行事の場として用いられるほか、客を接待したり、宿泊させることも多い。
出典:ウィキペディア
House niikuraの場合、1Fの玄関横にあり、出入りがしやすく、南に面した場所。形状も真四角なので、多用途に使われるにはもってこいの位置です。
仕切られるまでの5年間、この空間がなかったらできなかったいろいろなことができました。今となっては良い思い出です。
②仕切る?仕切らない?方法は? につづく…
【Process】
1つずつブログで綴っています
①仕切るまでの使われ方
②仕切る?仕切らない?方法は?
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る
年末お疲れ様の旅
週末に家族で八ヶ岳へ。
何かと忙しい年末でも初めから予定しておけば何とかなるのですね。
今年一年お疲れ様。のんびり旅行でした。
前回行けなかった場所を中心に巡り。
冬の八ヶ岳はオフシーズンなので、人も少なくゆったり過ごせることが分かりました。
わんこフレンドリーな場所も多い印象です。
スコヤコーヒー
田んぼの風景を眺めが良い場所です。
クッキーが最高に美味しかったです。
萌木の村
定番のわんちゃんお散歩スポット
去年お迎えしたクリスマスツリーのオーナメントを探しに。
毎年子供たちが一つづつ選んで増やしていこうと。
忙しさにかまけているうちに気づいたらもう半分は子育て終わってしまったのかな?
あと、何回一緒にツリーを出してクリスマスを過ごせるのでしょうか…。
(飾るのを楽しんでやってくれる年も既に過ぎていました。。。)
コンプレ堂
スコヤコーヒーさんで教えていただいて、パンをお昼に。
のほほん
セレクトの本屋さん。細部にこだわった設計やセレクトされた備品が素敵。
はなれの企画展でAtelierBondさんのミラーがすごくいい。
あのプロジェクトでご提案出来たらと。思いをめぐらす。
クリスマス仕様のフラワーフォーレナ
遅めながらスワッグを。今年は作ろうと考えることもなかった(笑)
そんな年があっても良いですよね。
宿はわんこちゃんと泊まれるコテージ。
施設内にドックランもあります。
コテージの間取りを図面に起こしてみて検証。
ここにタオルバーあると便利だな。とか、
わんちゃんのホテルってこんなスペースが必要だな。
とは気づいたことをメモして。
旅行は暮らしを別の角度から見ることのできる機会なのだと思います。