地鎮祭
初めてクライアントにお会いしてから約1年、本日無事、地鎮祭を執り行うことが出来ました。
地鎮祭は通常、お施主様・工務店様・設計者と限られた人数で行うことが多いのですが、今回はご実家のお隣での建築ということで、ご挨拶も兼ねて工事関係者の方々も勢ぞろいし、とても賑やかな地鎮祭となりました。
このようにたくさんの方が集まる祭事は最近では珍しく、私も工事前から関係者様と顔を合わせる機会に恵まれ、お一人お一人とご挨拶を交わさせていただきました。
これから、無事工事が進みますように…。
私も引き続き気を引き締め、完成まで進めてまいりたいと思います。
前日の雨でぬかるんでしまったお土地に、監督さんがゴザを敷いてくださいました。
当日は大安吉日、お天気にも恵まれ、清々しい一日でした。
※後日振り返って記しています
カテゴリー:05Kirinhouse-東村山の家-
創造系不動産
先日、創造系不動産のT様とオンラインミーティングする機会に恵まれました。
創造系不動産様は、二つの理念をもって活動されていらっしゃいます。
①建築と不動産のあいだを追究する
②建築家と不動産コンサルのコラボモデルを日本のスタンダードにする
(HPより引用させていただきました)
私自身が自邸を建築する際、土地探しから建物登記に至るまで、
出来ることはすべて自分でやってみました。
その中で日本の不動産売買の実情や、ローンの仕組みなどなど、たくさんのことを初めて経験し、気づきました。
分かりにくいステップをいくつも超えていかなければならないのです。
建売の場合はかからない、住宅ローン減税の「2年」の制限や、
使えるローンの制約も受けます。
創造系不動産様は、そんな難しさを理解し、一緒にお土地探しから住宅建築の様々な事をサポートしてくださる会社様なのです。
代表の高橋寿太郎氏の著書、「建築と不動産のあいだ」でもとても共感していましたので、
今回お話をお伺い、改めて期待が高まりました。
今のところ、gritdesignではお土地を探されているクライアント様はいらっしゃらないのですが、
今後そのようなケースがあった場合も、とても心強いパートナーとなっていただけると思いました。
カテゴリー:00_think_考え
上棟しました
「中庭のある家」、無事上棟いたしました。
クライアント様に初めてお会いしてから約1年半。
ご一緒に作り上げてきましたかたちがようやく立ち上がった瞬間です。
駐輪スペースの機能を持たせた2Fの跳ね出し。
細長い敷地の中にも豊かな空間を目指し、プライベートな中庭をもうけたところ。
このお家の特徴です。
クライアント様、お心遣いありがとうございます。
そしてお子様からのすてきなメッセージと差し入れに、現場はほっこりでした。
大工さんをはじめ職人さん、これからよろしくお願い申し上げます。
引き続き進めてまいります。
カテゴリー:04Long house-ほそながの家-
オープンハウス
先日、大学の友人Airhouse桐さんの設計した住宅が竣工し、
オープンハウスにお邪魔してきました。
「横浜の家」
どこか教会をイメージするような三角が象徴的な外観。
写真家の矢野さんもおっしゃっていたそうです。
ペンダント照明、写真では分からないのですが、
とーっても小ぶりなのです。
空間に合わせててづくりしたそうです。
深く細部まで追及されたデザイン。
そして私が、建築を見に行った時、必ず見るのが、
「雨の道のデザイン」
建物に降った雨がどうやって流れていくかを探します。
このお家は軒樋も竪樋もなくて、雨が流れるところが生活していて分からないようにデザインされていました。
また、バルコニー部はあえて竪樋をつけておらず、
雨の日には下部の植栽にポタポタと流れ落ちるのかなと想像したり…。
雨仕舞(あまじまい…雨をどう処理するか)は、設計コンセプトとして雑誌などに掲載されることはないような脇役的部分なのですが、設計者の考えや、工夫が手に取るようにわかる部分で、結果的に全体のデザインに影響してくる大事な部分だと思います。
迷路のスタートからゴールのルートを探すようです。
「雨の道のデザイン」
そんなさりげない部分だからこそ、私も大切にしたいと思っています。
着工しました
本日は朝から現場へ行ってまいりました。
ただいま基礎配筋中です。
職人さんにご挨拶させていただきました。
工務店様の先代の社長の頃から会社に50年以上いらっしゃるIさん、
始めてお話しさせていただいた私に、
「いつでも建築は勉強なんだ。この年になっても毎日勉強なんだよ。」
とサラリとおっしゃいました。
真剣にものつくりと向き合っていらっしゃるお姿に、身が引き締まる思いです。
そんな素敵な方々とご一緒できるなんて。
お客様とのお打合も終盤。
昨日のお打合では、マルクスさんで購入された安土草太さんの照明を見ていただきました。
安土草太さんのガラスきれいですね。
一つ一つ現実となってきています。
建築歴20年なんてまだまだひよっこ。。。
それでも、いつでも、今できることを真剣に。
これから残っている図面と真剣に向き合います。