板金とタニタハウジング
雨どいなどでお世話になっているタニタハウジングウェアの事務所にて、板金と雨といの勉強会。
いつかお会いしたかった、新井板金さんによる板金の基礎知識の講義。
その後、雨を再現する実験機「フラセール」雨水の流れの実験。

タニタさんの鎖樋「ensui」は豪雨でもきれいに流れる。
私もフラセール内に入って豪雨を体感。
昨今の集中豪雨では、屋根に集まる雨水の量も相当になることは想像していましたが…。
屋根の上がどうなっているのか、普段は見えない部分を、観察することができました。
豪雨では雨は横のケラバ下にも回り込む!
そして、メインイベントの屋根葺き体験。
たてはぜ葺きを作ります。

白色板金の傷付きやすさを体感。
0.4mmと0.35mmの厚みの違いによる扱いの違いを体感。
つりこで板を固定し、はぜを作っていきます
難所は軒先の処理!
新井さん(息子さん)が扱うと、まるで折り紙のよう。

今回はリオタデサインの関本さん考案のリオタハゼに挑戦。
(名前がついてしまうなんてすごいですよね)
通常より端部のハゼのタタミが緩やかで雨仕舞いが良い。
デザインと機能をかなえたおさまり。

途中で谷田社長もご参加くださり、
最後には懇親会も開いてくださいました。
なんといってもタニタハウジングさんの社風。
社長は以前から存じ上げていましたが、
会社全体皆さんとてもいきいきと働いていらっしゃる!
受付で名前を伝えたところからもう雰囲気が違いました。
「雨のみちをデザインする」
ステキな社風ですよね。
商品がシンプルでいいだけでなく、
モノを売る会社なのに、ものでなく価値をつくっていく。
会議室の社長が掲げた貼り紙にもその意思を感じ、
社員さんにも行き渡っていると感じました。
雨の道を酒の肴に盛り上がり…
お開きになっても飽き足らず、
一旦片付けたのに立ち飲みで飲みが再開(笑)
今度は実務でご一緒させていただきたいです(^^)

後日、谷田社長からお聞きした、ensuiが多く採用された和光市にある商業施設「鈴森ビレッジ」を散策。


こんな豊かな場所が地元にできてうれしいです。
今度は買えなかったパン屋さんのリベンジがてら、あえて雨の日に来てみたいです。
面倒なことをわざわざする
Starbucksのグリーティングカード、ご存じでしょうか?
レジ横に季節ごとに素敵なカードを見つけると、ふと手に取ってしまいます。

このカードにはドリンクチケットがついています。
ドリンクチケット、今ではオンラインでポチっとすれば送れてしまいますが、
私はこのカードが好きなのです。
「時間をプレゼントする。」という言葉がぴったりなようで…。
思いを込めて手紙をしたためて、お気に入りの切手を貼って、ポストに投函して…
スマホのポチっではなく、わざわざめんどくさいことをする。
そんな風に誰かにこのカードを届けたくなります。
「めんどくさいことをわざわざする…」のつながりで言うと、
例えば、キャンプ。
キッチンでお湯を沸かせばおいしいコーヒーは飲めます。
もちろんコーヒーショップでも。
わざわざ野原に道具を持ち込んで、重たい水を運んで…。
でも、キャンプで飲むコーヒーは、一味違う。
あぁ~最高♪となります(笑)
家づくりはどうでしょうか。
一から、住まい方を考えて、プランを考えて、素材を考えて、とてつもなく果てしない作業…。
出来上がったお家をポンっと買ってしまえばなんと楽な事か…。
そうかぁ、私のお仕事って、とてつもなくめんどくさいことをするお仕事なのだな~。
でも、それに価値を感じて、大切だと思える方の為に、私はこのお仕事を続けているのだ。
なるほど…。
ふとスタバのカードを手に取って、一人でそんな思いを巡らせていました。
20230819帰るのが楽しくなる旅
gritdesignはお盆休みをいただいていました。
実家に帰省し、恒例の八ヶ岳に寄り道。
旅先で出会った素敵なお店や小物たち。
Maruhsin Potteryさんの小皿

デザートや薬味などちょっとしたものに大活躍しそう。
マグカップを愛用していますが
シンプルで丈夫で扱いやすい。
木のマグネットはマグネットボードに
小さくてコロンとしてかわいい
Flowers for Lena(フラワーフォーレナ)
山梨県北杜市・八ヶ岳南麓にあるお花屋さん

栽培計画から種まき~販売にいたるまでを自分たちの手でされています
その日の朝に高根にある畑から収穫してきたものがお店に並びます。
これってお花屋さんの究極のカタチなのではないでしょうか。
沢山の花たちがところ狭しと並び華やかで活気に溢れてます
忙しそうに作業するスタッフさんですが、
質問に丁寧に対応してくださいました。
「暮らしを豊かにする」をキーワードにした雑貨のセレクトやカフェ。
その空間や思いに共感。
家にある一番大きな花瓶にも入りきらないボリュームの
ダリアミックスの花束とアメリカーナの花束を。

お隣で個展をやられていたナオトさん
シリーズ「絵本なブックカバー」
手作業でロウ引きされつるっとした手触り
次女とたくさんの作品の中からセレクトしました。
ブックカバーにするにはもったいない。
額に入れて飾っても…。
「帰ってきて生活がちょっと楽しくなる」
偶然巡り合って連れて帰ってくる旅っていいですよね。
カテゴリー:01_life
宮代町見学
20230715 建築士会の建物見学のイベントで埼玉県南埼玉郡宮代町へ
ガイド:テシマ設計 手島亙氏
進修館 1980年竣工 設計:象設計集団
40年以上たった今でもコミュニティの拠点として、各種発表会や地域住民の会議、サークル活動など、多くの方に利用され、愛されている場所。

いたるところに唯一無二の装飾が施され、見どころ満載。
シンプルでミニマムな建築が好きですが、個性豊かな建築も味がありますね。
昨今の建築資材の高騰や、社会情勢でこういった建物が建てられることは珍しくなっていると思います。





雨水排水がロンシャン教会(コルビュジェ)を彷彿させます。
集水面積が大きいので、雨の強さより水量を感じやすいようです。
大事に修復しながら、当時の家具や装飾を維持している姿をみて、愛されていることを実感しました。手入れしながら長く使われるって素敵。
ROCCO/2022年改修 設計:中村和基氏(LEVEL Architects)
建設会社・設計事務所・グラフィックデザイン営む三兄弟で、お父様が手掛けた築52年の6戸の住宅を改修。
貸テナント・地域の交流の場「ROCCO」として再生。
詳しくはこちらの記事で↓
https://suumo.jp/journal/2022/12/06/191901/

計画の背景や、町への思いに共感です。
お昼はROCCO内のシェアキッチン「世界のSnackごはん」。


笠原小学校/1981年竣工 設計:象設計集団
象設計集団のHPではそういった説明は一切ありませんが、琉球の雰囲気…。
設計者に「これは何ですか?」と聞いても、「わかりません」と返答が来るそうです。そんな曖昧さ。あれこれ語らずゆるっとした感じ…。良いなぁと思います。
遊び心にあふれてて、広くゆったりしたつくり。
子どもだったら絶対楽しい、居場所が随所にあります。





久しぶりに、古き良き手作り建築を堪能させていただきました。
ところで、ガイドの手島さんの事を、忘れてはなりません。
手島さんは建築士であり、宮代のガイドも務められていて、その他の活動も積極的に運営されているようです。途中には手島さんのすばらしい講義の時間もありました。コルビュジェから宮代町の建築にたどり着くまで、まるで大学の講義のような面白いお話をお聞かせいただきました。手島さん一日ガイドいただきありがとうございました。
手島さんに始まり、ROCCOの中村ご兄弟、シェアキッチン「世界のSnackごはん」のお姉さん、コーヒーショップのお兄さん、移動に車を出してくださった杉戸支部の皆様。
宮代にすばらしき人あり。
まちを愛し、盛り上げる人。
建築も大切ですが、やっぱり「人」だな~。なんて思いました。


