つながるひるがる

長女の保育園のママ友が、左官ワークショップのブログを見てくださって、「興味ある!」と連絡を下さり、我が家までお越しくださいました。

コロナもありましたので、対面でお会いするのは6年ぶりくらい。子どもたちも随分大きくなり、私たち親自身の自分がしたい。興味ある。で行動して来てくれる!


自宅をご覧いただいたあと、せっかくなので余っていた板で左官体験。

説明を一通りしても、やっぱりやってみないと分からない!!手を動かしながらこうしたら良いかも?とアレンジしていきました。


お天気も良く、テラスで太陽の元で乾かす事に。

その間にお茶タイム(^^)
ネタはやっぱり子どもたちの話と、健康の話(笑)

完成!塗り重ねていくので、途中と全く違った色に。磨き込んでつやつやになりました。



建築材料として興味を持ったのがキッカケで、人と繋がったり、世界が広がるのは嬉しいです。


少しずつ子供の手が離れて行くなかで、こうやって興味の方向に幅を広げ、住宅設計の仕事にいろいろなスパイスとして加えられていけたら面白いなと思っています。

カテゴリー:00_think_考え, 01_life




«

コミュニティガーデン

4月から参加している地域のコミュニティガーデン講座。
コミュニティガーデンとはその名の通り「地域みんなの庭」。
年齢や性別などの個人の条件が違う人同士が「ガーデン」でつながることができるってステキな事だと思います。

名札も皆で手作り♪



グリーンは私のライフワークでもあるのですが、実際のところ、自宅の小さなお庭や畑でさえキレイに保つのは大変なもの(笑)そんな中で今回のコミュニティガーデン。初めはやっていけるかと不安でした。


講座では…
ルールを守って、皆で考えて皆で作る。
ローコストで、ローメンテナンスで出来るように計画し、
頑張りすぎず、できるときにできることだけをやる。
例えば、作業の内容でなくて時間で区切って。
(15分でメンテナンスしましょう。etc…)
ハードルを下げれば、いつもそこそこきれいで保てる。




専門的な植物知識は奥が深い。配置方法や植物選びのポイントなどをさらっと。実際は一つ一つの植物の知識をしっかり理解していることが必要で、これは数回の講座ではもちろん学びきれるものではないと思います。知識習得と実際に手を動かして…の繰り返しは果てしなく続くのだと思います。



ガーデンの場所は駅から徒歩5分ほどの 「鈴森公園」
細い道路に面していて、通勤通学の人や自転車の通り道になっています。さらに小学校の正門の目の前に位置し、毎日人々の行き来を見守ってくれるような場所です。



5月には約15㎡の広さの花壇に約35種類の植物を植えました。

植え込み時の状態。地元の造園屋さんがふかふかの土を作ってくださっていました(^^)




現在は月1回のペースでメンテナンスをしています。
皆でやることで、普段触ったことのない種類の植物に触れることができたり、新しい知識を学べたり、楽しみを共有できるのはうれしいことです。



【メンテナンスのポイント】
優先順位をつけて作業する
①茶色いものを取り除く
②エッジ(境)を際立たせる
③大きくなった雑草をとる


「できるときに、できることだけを」と言っていただけると安心。
この考えは驚きで、自宅でも生かせると感じました。
グリーンがお好きなお施主様には、ぜひこの経験をお伝えしていきたいと思います。


そして現在…

この5か月で地面を覆いつくし元気いっぱいに育っています。
春に私たちが種から育てたニチニチソウやマリーゴールドが勢いよく!!



今日はメンテナンスでカットしたセンニチコウを手に抱えられないくらい頂いてきました。

入る花瓶がなく柳宗理の調理ボウルに活けています(^^)淡いピンクがかわいらしい。



自宅に飾る、お料理に使う、などのお楽しみがあると嬉しいですよね。


来月は、冬~春にむけて1年草の植え替えをします。
皆で話し合って決まったテーマは「華やか」、テーマカラーは「黄色」
話し合った内容をもとに先生方がデザインをまとめてくださいます。
クリスマス、お正月、卒業、入学シーズンに人々のイベントを華やかに演出してくれると願って。


カテゴリー:01_life




«
»

ワークショップ「さかんの磨き体験」

12/1(日)に開催された商工会のイベント「WAKОクリスマスフェスティバル2024」に出展させていただきました。


イベントの中の和光市総合児童センターわぴあ広場での「わこわーく」というお仕事体験のエリアでの出店。

壁などの仕上げ材料「しっくい」のみがき技法をコテや手を使ってアートパネルに仕上げていく「さかんのみがき体験」のワークショップを企画しました。

  

左官は家の中で、床や壁の仕上げ材料として使われています。
グリットデザインは設計事務所で主に家を造るお仕事をしていて、左官屋さんではありません。

ですが、家を造る過程ではクライアント様と一緒に、左官を始め沢山の材料の中から素材を選んだり、組み合わせを考えたりしていきます。左官は、現場で塗って仕上げていく材料なので、継ぎ目なく仕上がり、人の手で仕上げていくのでとても奥深い仕上がりになります。沢山ある材料の中でも左官はとっても魅力的で奥が深い材料だな〜と私はとても心惹かれるのです。

(お渡しするリーフレットもつくりました。中に工程の説明文を載せました)

  

ワークショップの話をいただいた時、グリットデザインをみんなに知っていただきたい。という思いと、地域に向けて何か活動していきたい。という思いが湧いてきました。

子供達も今までに沢山のワークショップに参加させてもらったので、大きくなってきた今、今度は開催する側で参加できたら。という思いと…。

そんな色々な思いが巡って参加をすることにしました。

  

  

よりアート感覚ででき、素材の魅力を伝えられて、あぁ。建築って面白いな。といつか思い出してもらえたらと思い、左官をセレクト。その中でも「磨き技法」はかなり難易度が高いのですが、私が体験した際すっかり魅了されてしまい、今回挑戦してみました。

  

このワークショップ開催のため、改めて左官と沢山向き合いました。
左官職人さんにお話を伺いに行ったり、何度も試してみたり…。

(去年に引き続き今年も左官講習会に参加。左官職人さんに直接ワークショップのアドバイスお聞きしました。アクが出ないようにするには…などなど、沢山の疑問が解消されました。)

  

結局下地が一番大事なのだと分かるのに、試行錯誤し2ヶ月くらいかかりました!
下地塗りに手を抜いてはいけない(笑)

(下地だけで4工程入れています…)

共感してくれた友人建築家が下地塗り、そして当日の受付も手伝ってくれました。

    

子供達が塗りやすいよう制作サイズに。
最後には家に飾ってもらえるように裏に金具をつけてお渡ししました。

  

当日は大好評で常にキャンセル待ちが出る状況でした。
お施主様もご参加くださり、久しぶりに再会することが出来ました。

ひと通り説明したあと、スタートすると、子供達は躊躇なく塗り進めていく。
慣れないコテで塗る子供達を優しくサポートしたり、じっと側で見守る親御さん方。

どちらも素敵で、もっと左官として仕上げる技法などお伝え出来ることはあったのですが、
言わないほうが良い気がして、私も見守りました。

 

子供達も頑張って店番してくれました(^^)
ラッピング頑張ってくれた次女。
裏で片付けや準備など見えないところで動いてくれた長女。
搬出•搬入を手伝ってくれた主人にも感謝。

  

皆さんの作品。
とっても個性的。

準備も当日もとっても大変でしたが、予想していたよりも遥かに多くの方に共感していただけて、嬉しく思いました。大人の方もご参加くださり、「私もやってみたい!」と沢山の方からお声掛け頂きました。

また、機会がありましたら、建築や住宅の魅力をお伝え出来るようなワークショップ開催してみたいです。


カテゴリー:01_life, 02_work, 09_daughter1_長女, 10_daughter2_次女




«
»