面倒なことをわざわざする

Starbucksのグリーティングカード、ご存じでしょうか?

レジ横に季節ごとに素敵なカードを見つけると、ふと手に取ってしまいます。

このカードにはドリンクチケットがついています。

ドリンクチケット、今ではオンラインでポチっとすれば送れてしまいますが、

私はこのカードが好きなのです。

 

「時間をプレゼントする。」という言葉がぴったりなようで…。

 

思いを込めて手紙をしたためて、お気に入りの切手を貼って、ポストに投函して…

スマホのポチっではなく、わざわざめんどくさいことをする。

そんな風に誰かにこのカードを届けたくなります。

 

「めんどくさいことをわざわざする…」のつながりで言うと、

例えば、キャンプ。

キッチンでお湯を沸かせばおいしいコーヒーは飲めます。

もちろんコーヒーショップでも。

 

わざわざ野原に道具を持ち込んで、重たい水を運んで…。

でも、キャンプで飲むコーヒーは、一味違う。

あぁ~最高♪となります(笑)

  

家づくりはどうでしょうか。

一から、住まい方を考えて、プランを考えて、素材を考えて、とてつもなく果てしない作業…。

出来上がったお家をポンっと買ってしまえばなんと楽な事か…。

そうかぁ、私のお仕事って、とてつもなくめんどくさいことをするお仕事なのだな~。

でも、それに価値を感じて、大切だと思える方の為に、私はこのお仕事を続けているのだ。

  

なるほど…。 

ふとスタバのカードを手に取って、一人でそんな思いを巡らせていました。


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ハンギングバー

今ではどのお家にも見かけるようになった室内物干し。
gritdesignの住宅でも設置率100%です。
houseniikuraにも子供部屋にpid-4Mというものすごくすばらしい(と私が思っています)既成品の室内物干があるのですが、今回は製作でハンギングバーを新調しました。

(pid-4M…デザイン、取付の手軽さ、使い勝手、価格的に絶賛!(笑)

話がそれますが、おそらく発売当時から大人気商品だと思います)

製作・取付は自邸でいつもお世話になっている鉄骨屋さん。

LDKの植物用ハンギングバー×2段
主寝室の室内物干用ハンギングバー
の計3本お願いしました。

ディテールは目透かしにて軽やかにしてみました。
今回は後付けの為できませんが、
埋込にしたらさらに軽やかで良いなと思います。

斜めに取り合う部分もきれいに作っていただきました。

鉄の塗装について、house niikuraの場合、
階段手摺は塗装屋さんの現場塗装
テラス手摺はリン酸処理
ロフトはしごは焼付塗装

今回は塗装知識を深める為、自分たちでやってみることに。
さび止めまで鉄骨屋さんにやっていただき、1000番ペーパーにて表面をならします。

スプレーと刷毛塗りの違いを検証。
スプレー:水性合成樹脂塗料(アクリル)・艶消し/アサヒペン
施工自体は早いものの、泡が出てしまい、風で吹き飛んでしまいうまく吹けず。当日はきれいだった部分も後日ムラになってしまいました。

刷毛塗り:水性合成樹脂(アクリル・ウレタン)・艶消し/アサヒペン
表裏の塗り重ねの継ぎ部分を気を付けて塗装しました。刷毛の跡はつきやすいです。スプレーより着実に塗れる感じなので小面積の場合、刷毛塗りは塗りやすい。今後のタッチアップ(補修)もしやすい。

どちらも2回塗り。
成分はほとんど一緒ですが、刷毛塗りの方が断然良いという結果でした。

特に白はムラが目立ちやすく難しい…。
身をもってプロの塗装屋さんのきれいさ、焼付塗装のきれいさを実感。

LDKのハンギングバーはグレーとホワイトの塗分けをしてみました。
普段は鉄は一色としていますが、やらないことも自邸ではチャレンジ。
グレー一色が正解だったか…?と眺めながらまだ考えています(笑)


想定していた下地もしっかり確認でき一安心。

今後は、使い勝手を検証していきたいと思います。


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ピアノのある生活

電子ピアノを新調しました。
次女も2月から習い始めました。

置き場も今後の展開もあやふやだったピアノ。
CASIOのキーボードから始まり、昨年は友人から譲ってもらった簡易な電子ピアノへ昇格。

発表会に合わせて今回のアップグレードへと決心しました。

音色、タッチ、サイズ、デザイン、価格。
もの選びの要素を書き出して、お店にてピアノ試弾し、Rolandをセレクトしました。
決め手は置き場も選ばないコンパクトさとシンプルな形状と納得出来るくらいのタッチ感。
迷っていた置き場も私にはようやくしっくりきました。

始めたばかりの次女はひたすらドレミファソ。

主人も好き勝手にドレミファソラシド。
長女はレッスンの前夜にヘッドホンでこっそりと。

家族で代わる代わる弾いています。

私が物心つく前から母が習わせてくれたピアノ。

当時は嫌々通いましたが、こうやって次の世代に受け継がれるなんてステキなことだなと思います。
そして、上手に弾けるようになることよりも、音楽を楽しめるということが大事なのかな…。
そう思うと、目先の練習しない子どもにも気にならずにおおらかに見てあげることが出来る気がします。
改めてピアノのある生活、新鮮です。


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20201202マキタのブロア

建物と駐車場土間コンクリ―トとの間に、

10cmほどスキマをとり、玉砂利を入れています。

この時期の悩みが、落ち葉。
我が家のアオダモだけでなく、
緑豊かな周囲の葉がわんさか溜まります。
去年は一つ一つ手で取り、
それでも細かいものが気になったので、
年末には砂利をすべて出して掃除しました。
これが、とっても大変で、、、
今年は何とかしたいと思っていました。
↓去年の様子
(2人で1日がかりの作業で、手荒れもひどかったです^^;)
そこで、以前から気になっていたブロア。
主人がマキタのブロアを見つけてくれました。
このブロアは建築現場でも職人さんが使っているのを見かけます。
掃除機もドライバーも同じバッテリーを使いまわせるようマキタで統一している我が家にはぴったり。
コンパクトで収納にも困りません。
(造園業を営む実家の倉庫にはごっついブロア&バキュームがありましたが、小さなお庭向きではないですよね…)
そして、使い勝手もとても良かったです。
掃除機だと玉砂利も同時に吸い込んでしまいうまく掃除できないのですが、
このブロアだといい感じにゴミだけ外に出してくれます。
ものはあまり増やしたくないですが、
厳選して必要なものを持つのは、
豊かな生活の助けになると思います。
少しのお庭でしたら、このような道具を合わせてクライアント様にもご提案できると思いました。




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20200531やかん

引っ越してから一年以上探してたやかん。
ヒビが入って水漏れするので、急遽新調しました。
(理由がないと、なかなかものを変える踏ん切りがつかないものです。前のは地元の陶器祭りで10年以上前に見つけたものでした。)

いろいろ悩んで決めたのはsnow peakのフィールドバリスタケトル。
名前の通り、キャンプとかで使うためのコーヒー用のやかんです。

候補にあがったのは、
staub、
野田琺瑯ポトル、
小泉誠さんのkaico、
KINTOのプワオーバーケトル、
はたまたHARIOのV60ドリップケトル…。

いろいろ考えたものの、
大体のは使い勝手かデザインで夫に却下される(笑)

コーヒー用と言うだけあって、本当にお湯が細ーく出てくる!(注ぎ口とかに工夫がしてあります。)
意外にも持ち手も熱くなくてそのまま持てるし、ふたも落ちないよう加工されてるし、洗いやすい。
しかも、取手が工具なしで簡単に外れて、付属の袋に入れて持ち運びできます。
→こんど持ってお外いこう!

主張しないシンプルなデザインでありながら、
機能的で使う人のことを考え尽くされてます。

あっ、これって、私が住宅建築の目指すところに通じるなぁ…!


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