上棟しました
「中庭のある家」、無事上棟いたしました。
クライアント様に初めてお会いしてから約1年半。
ご一緒に作り上げてきましたかたちがようやく立ち上がった瞬間です。

駐輪スペースの機能を持たせた2Fの跳ね出し。
細長い敷地の中にも豊かな空間を目指し、プライベートな中庭をもうけたところ。
このお家の特徴です。
クライアント様、お心遣いありがとうございます。

そしてお子様からのすてきなメッセージと差し入れに、現場はほっこりでした。

大工さんをはじめ職人さん、これからよろしくお願い申し上げます。
引き続き進めてまいります。
カテゴリー:04Long house-ほそながの家-
オープンハウス
先日、大学の友人Airhouse桐さんの設計した住宅が竣工し、
オープンハウスにお邪魔してきました。
「横浜の家」

どこか教会をイメージするような三角が象徴的な外観。
写真家の矢野さんもおっしゃっていたそうです。

ペンダント照明、写真では分からないのですが、
とーっても小ぶりなのです。
空間に合わせててづくりしたそうです。
深く細部まで追及されたデザイン。
そして私が、建築を見に行った時、必ず見るのが、
「雨の道のデザイン」
建物に降った雨がどうやって流れていくかを探します。
このお家は軒樋も竪樋もなくて、雨が流れるところが生活していて分からないようにデザインされていました。
また、バルコニー部はあえて竪樋をつけておらず、
雨の日には下部の植栽にポタポタと流れ落ちるのかなと想像したり…。
雨仕舞(あまじまい…雨をどう処理するか)は、設計コンセプトとして雑誌などに掲載されることはないような脇役的部分なのですが、設計者の考えや、工夫が手に取るようにわかる部分で、結果的に全体のデザインに影響してくる大事な部分だと思います。
迷路のスタートからゴールのルートを探すようです。
「雨の道のデザイン」
そんなさりげない部分だからこそ、私も大切にしたいと思っています。
着工しました
本日は朝から現場へ行ってまいりました。
ただいま基礎配筋中です。
職人さんにご挨拶させていただきました。
工務店様の先代の社長の頃から会社に50年以上いらっしゃるIさん、
始めてお話しさせていただいた私に、
「いつでも建築は勉強なんだ。この年になっても毎日勉強なんだよ。」
とサラリとおっしゃいました。
真剣にものつくりと向き合っていらっしゃるお姿に、身が引き締まる思いです。
そんな素敵な方々とご一緒できるなんて。
お客様とのお打合も終盤。
昨日のお打合では、マルクスさんで購入された安土草太さんの照明を見ていただきました。

安土草太さんのガラスきれいですね。
一つ一つ現実となってきています。
建築歴20年なんてまだまだひよっこ。。。
それでも、いつでも、今できることを真剣に。
これから残っている図面と真剣に向き合います。
ピアノのある生活
電子ピアノを新調しました。
次女も2月から習い始めました。
置き場も今後の展開もあやふやだったピアノ。
CASIOのキーボードから始まり、昨年は友人から譲ってもらった簡易な電子ピアノへ昇格。
発表会に合わせて今回のアップグレードへと決心しました。


音色、タッチ、サイズ、デザイン、価格。
もの選びの要素を書き出して、お店にてピアノ試弾し、Rolandをセレクトしました。
決め手は置き場も選ばないコンパクトさとシンプルな形状と納得出来るくらいのタッチ感。
迷っていた置き場も私にはようやくしっくりきました。
始めたばかりの次女はひたすらドレミファソ。
主人も好き勝手にドレミファソラシド。
長女はレッスンの前夜にヘッドホンでこっそりと。

家族で代わる代わる弾いています。
私が物心つく前から母が習わせてくれたピアノ。
当時は嫌々通いましたが、こうやって次の世代に受け継がれるなんてステキなことだなと思います。
そして、上手に弾けるようになることよりも、音楽を楽しめるということが大事なのかな…。
そう思うと、目先の練習しない子どもにも気にならずにおおらかに見てあげることが出来る気がします。
改めてピアノのある生活、新鮮です。
