2年点検とメンテナンス
新倉の家も、早いものでもう丸二年。
工務店さんによる定期点検を受けました。
雨漏れなどの大きな問題個所はなく一安心。
後日、信頼する職人さんが細かいメンテナンスに来てくださいました。
外部は、杉板の浮きを頭の小さいビスにて固定。
本来この材は隠し釘のみで留め付け、下部は留めない施工要領でしたが、浮きが出てきたので対応してくださいました。
次にテラスのデッキ材のFRP防水ドレイン(雨水の排水口)の掃除口のやり替えです。ドレインの掃除で外した際、ビス頭が破損してしまいました。デッキビスという特殊な形状のビスで扱いも難しかった為、材をあてがい載せる形にし、ビスも通常の形状で仮止め程度に変更してくださいました。
施工時には「ドレインの掃除をすることはないだろう」と大工さんと話していたのですが、周囲が自然豊かなため、葉や土が溜まりやすいことがわかりました。1年に一度くらいのペースでお掃除が必要そうなので、取り外ししやすい形状にしたいという私の要望から、形状を考えてくださいました。
デッキ材は同じ物を用意したのですが、色の経年変化がパッチワークの様で面白いです(^^)
すぐに色合いもなじんでくるとおもいます。
最後に内部のメンテナンスです。
天井クロスと壁漆喰の取り合い部をきれいに補修してくださいました。
LDKは天井高が3m以上あるのではしご必須です。
階段の上という難しい場所も、お手持ちの道具でうまく対応してくださいました。
二年というのは住宅の中で節目になる年です。木造の場合、木材の乾燥収縮などにより竣工後2年は「躯体がうごく」と言われているので、ちょうど落ち着いてきたタイミングになります。また、施工会社さんによって若干異なりますが、そういった理由で壁・天井などの内装の保証期間が2年に設定されていることが多いです。我が家も1年点検では様子を見ることにし、二年目の節目で、きれいに補修していただきました。やり方も教えていただきましたので、次回からできることは自分たちでメンテナンスしていきたいと思います。
何十年と住み続けるお家、その時々で必ずメンテナンスは必要になります。上手にメンテナンスし一緒に時を重ね、経年変化も楽しみたいと思います。