20201111だんめんず

定期的に図書館に行って、それぞれ好きな本を借りてくるのが習慣なのですが、私も子供に読んであげたい気になる本を借りてきます。

だんめんず 加古里子さん作
加古さんは東京大学工学部を卒業されていて、科学の絵本をたくさん出版されています。
シリーズ本で「海」「地球」「宇宙」とか、最近では「みずとはなんじゃ」が有名。
「あなたのいえ わたしのいえ」では独自の視点でお家について描かれていてとても面白い。
(↑この辺りの本は子供は興味が無いようで、食いついてくれませんでしたが、久しぶりに加古さんの科学本にトライ。)
「だんめんず」とは建築の世界ではものすごくよく使う言葉で、建築物を縦に切ったときにどうなっているかを描いた図面です。
天井高さとか、屋根の厚みとか高さ関係を設計するときに初期の段階に描く図面で、平面図と並行して考えて描いていくものであります。
この絵本では、建築だけでなくいろいろなものを切ったら仕組みが分かるってことが描かれていて、こどもたちも興味を持ってくれました。
そして、最後の方に出てきた家の断面図。

「ほらきた~!」と子どもも予想してたみたいです(笑)
借りてきた絵本は、フリースペースのこちらへ。
1F床の無垢フローリングの余りもので2段付けたいと図面を描いたら、監督が作ってくれました(^^)
フローリングの実(さね/フローリング同士を合体させるための凸凹)に本が差し込めるようになってます。
夜ベットに行く前に子供が好きな本を選んでくるので、読んであげます。
あと何年こうやって読み聞かせしてあげられるのか。。。
私にとってはかけがえのない時間であり、表紙のビジュアルで選んでくるので、いろいろな世界を知れる。
親としてしてできる数少ないことの一つだと思います。

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