20191018オープンハウス

リオタデザインさんの新座の家のオープンハウス

※個人のお宅なので写真はなし
設計者ご本人がいらっしゃって、お話しをお伺いすることができました。
平日だったのでゆっくり見られ、さらにご本人にお話し伺える機会なんでめったにない!
奥様の最愛のねこちゃんと、猫嫌いの旦那様、バイクガレージ。
ご夫婦の趣味、好き嫌いが入り乱れる中、設計で解決をしていて、なるほどー!と思いました。
窓や屋根や形についていろいろお伺いする中で、どんなことを考えて設計されているのかを少しだけお伺い出来ました。
おそらくこれまで考えて考えて考えてきたほんの一部でしょうが、
設計者は一つの家を作るのに死ぬほど考えて、検討して、議論を重ねてカタチを作っていきます。
そんな過程に少しふれられた気がして…。
印象に残った関本さんのお話し。
①軒は手が触れられるくらい低く低く…。
宮脇檀さんも言ってるそうです。
超有名な本「住宅設計テキスト」
残念ながら私の記憶には残ってなかった…。
ちなみに私が一番印象的だったのが矩計の章、
矩計とは、かなばかりとよんで、断面図の詳細ことなのですが、
数々の図面のうち仕事の忙しさで図面がどんどんスタッフの手に渡っていく中矩計だけは譲らなかった…
そうで、大事な要なんだなぁと昔思った記憶があります。
(もう手元に本がなく文言合ってないかも。)
もう一度読んでみよう。
②風雨をしのぐ
何よりも大事なのは「風雨をしのぐ」という建築の本来の目的。
前日の台風を経験すると改めて安心して住める家が第一と感じます。
身をもって…。
③窓の開け方
廊下の突き当りなど人が歩くときアイストップに光が抜けるように考えられているそう。
図面だけではわかりずらい様々なサイズ・高さの窓が家のあらゆる向きに開いていました。
この窓なんの目的で、どんな意図で開けたのかなと考えると、人がそこで生活するシーンが浮かんできます。
帰ってきて中庭をチラッとのぞく窓。
手作りでちゃんと作ったいえ (←この意味うまく伝わるかなぁ。なんて言ったらいいかずっとわからずにいる)
みると幸せな気持ちになるんです。
ここで生活する人が、あぁ、幸せだなぁ。居心地いいなぁ。家建ててよかったなぁ。
ってふとなにげない瞬間に口に出してたりするの、知ってるから。そう、じぶんがそうだから。
そういう家が日本にも増えていけばいいなと思います。
関本さん貴重なお時間をありがとうございました。

カテゴリー:06_architect・art