スモークツリーとあじさい

昨年の夏に我が家にお迎えしたスモークツリーリトルルビー。秋は紅葉、冬は落葉し、春には新芽が一斉に芽吹き、花が咲き、とうとうモクモクに。正確には花後の花柄(かへい)と言うそうなのですが、このモクモクした姿がなんともかわいい樹木です。一年中変化が楽しめるので、スペースがあれば庭木にもお勧めしたい樹木です。

そして、今年は大好きなアジサイに挑戦。真っ白な花のアナベルという品種です。

まだ花が咲いていない時期に川口の園芸店で主人が見つけて来てくれました。

ほどよい日射量と乾燥を考えて、アオダモの根元に地植えしました。

一か月で見事な花を咲かせてくれました。

最近は、創造したり図面を描いたりと集中してパソコンに向かう時間が多いのですが、ふっと一息ついて、植物たちの世話をするのはよい気分転換になります。植物に合った長期的なお手入れ方法なども少しずつ勉強しています。

どちらも私の人生をかけてのいわゆる「ライフワーク」なのだと思います。


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blog移行のお知らせ

この度、12年目に突入した自身のblogを、ホームページ内へお引越し、設計事務所のホームぺージの一部としてリニューアルいたしました。

始めた当時はこのような展開はまったく想像していませんでしたが、人が住まう空間が好きで、家つくりが好きで、場所や環境は変わりながらも目指すものはずっと同じ方向を向いていたと思います。

その思いを発信したり、子供が生まれてからは、成長の記録を残すことで、現在では忘れかけている当時の暮らし方の気づきなどのストックとしても活用しています。

今後は進行物件のことなども積極的に発信してきたいと思っています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


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2020→2021

Happy new year 2021
2020年は、
想像つかない出来事で大変な1年でしたね。
職住近接という私の従来の働き方に加え、家族全員が家に居るという暮らし方は、こんな事態でなければ体験しなかったと思います。
当たり前のことが当たり前に出来なくなって、何が正解なのか?常に迷いながらの生活でした。
おうちに長く居ることで、家の居心地って大事だなと身をもって改めて感じました。


お仕事は主に、
東京の住宅の実施設計
兵庫の住宅の基本設計のお手伝い
埼玉の住宅の基本設計
埼玉のシェアハウス付住宅の基本設計
などに携わらせていただきました。
本年はこのような事態でありながら、住宅設計に関わることが出来、こういったご縁にただただ感謝です。
3月から週1でオンラインで集まって建築仲間との交流しています。店舗設計、ミニマルな住宅、伝統工法など各方面で活躍されている方々で、とてもいい刺激になっています。
9月には建築士事務所を設立しました。
それに伴い、HPの立ち上げなど、周辺環境を整備しました。
こんな状況をなんとか必死に進んできましたのであっという間の1年でした。
2021年は、改めて、
「居心地の良い家、作っていきたい。」
当たり前のことなのですが、コロナ化で改めて感じた家の居心地の大切さ。
住宅建築の設計という立場で、次に繋いでいきたいと思います。
今年も一つ一つ丁寧にじっくりと取り組んでいきたいと思います。
プライベートでは、
次女が卒園、小学校入学の節目の年。
しっかり見届けサポートしてあげたいと思います。
また一年また一年と私の手は離れていく分、私は自分の事に専念できるようになるのでしょう。
あと10年かかると思いますが…(^^;
ですが人生100年の時代、
(今オーディオブックで「LIFE SHIFT100年時代の人生戦略」視聴中です)
まだまだ先は長い(笑)
長い人生、長い目で。
本年は、明るい兆しが見え、
また皆でテーブルを囲んでごはんが食べられるようになりますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。


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20201209友人のオープンハウス

ちょうど一年前のことですが、
写真を整理して出てきたのでUPします。

大学の友人であるAirhouse桐さんが手がけた
高尾の家のオープンハウスにお邪魔してきた記録です。

桐さんは何度もこのblogでも登場していて、
親しくさせてもらってるのですが、
事務所が地元名古屋ということもあり、
実際の建築を見るのは初でした。

プロが撮られたきれいな写真やコンセプトは桐さんのHPを見ていただくとして、ここでは私目線の写真とコメントを…。(写真掲載の許可頂いています)

準防火地域では窓に網を入れるという規制があるのですが、このおうちは、「防火壁」という法律でその規制をクリアしています。さらに防火壁の役割をする壁があることで、周囲の住宅からのプライバシーを優しく守り、室内にいながら南北の遠くに見える山々の風景だけを感じることができるのです。(桐さん談)
ちょうど紅葉の季節で、赤や黄の木々が見事でした。
ひとつのアクションで居心地のと機能の両方を叶えているステキな設計です。

可能な場合、オープンハウスにはこどもを連れて伺わせて頂くのですが、こどもの反応が参考になります。

ここが一番好き~。とお気に入りエリアを見つけていた長女。少し奥まった、物干しスペースも兼ねたが落ち着くようです。
そこから見える風景。

光が溢れんばかりに降り注ぐ階段もこどもには家具の一部。座りたくなる気持ち分かります。

さすがに浮いたブリッジは次女にヒヤヒヤ。
このあと網を張るそうです。

桐さんのスタイルを突き抜け切った住宅。
オブジェのようで、外からも内からも空間がきれい。そしてどこか可愛らしい。


最近は、住んでからの住まい方にとても興味があります。
今読んでいる「断面パースで読む住宅の居心地」という本に、
建築は「つくり手」と「使い手」のコラボレーションで出来上がる。

というフレーズがあり、
当たり前と言えば当たり前の事なのですが、

改めてなるほど!と思いました。
このお家にさらに家具が入り、
住まい手がどのように住まうのか…。
こどもがブリッジを、走り抜ける。
上下階の会話のやり取り…。
気配を感じながらこもれる個室。

住んでからの様々な場面の生活をイメージしながら住宅を造ることにとても意識を向けています。

作り手の目線で編集された専門誌、
住まい手の目線で編集された住宅・インテリア雑誌。
作り手目線と同時に、自身も二児の母として日々家でくらす経験を持って、
どちらの目線も併せ持ちたいと思います。
良いコラボレーションができると、より住まい手に取って素敵な住宅ができると思います。

そして、この「高尾の家」今年のグッドデザイン賞を受賞されました!

きりさん、おめでとう。
引き続き、活躍を期待しています!


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20200531やかん

引っ越してから一年以上探してたやかん。
ヒビが入って水漏れするので、急遽新調しました。
(理由がないと、なかなかものを変える踏ん切りがつかないものです。前のは地元の陶器祭りで10年以上前に見つけたものでした。)

いろいろ悩んで決めたのはsnow peakのフィールドバリスタケトル。
名前の通り、キャンプとかで使うためのコーヒー用のやかんです。

候補にあがったのは、
staub、
野田琺瑯ポトル、
小泉誠さんのkaico、
KINTOのプワオーバーケトル、
はたまたHARIOのV60ドリップケトル…。

いろいろ考えたものの、
大体のは使い勝手かデザインで夫に却下される(笑)

コーヒー用と言うだけあって、本当にお湯が細ーく出てくる!(注ぎ口とかに工夫がしてあります。)
意外にも持ち手も熱くなくてそのまま持てるし、ふたも落ちないよう加工されてるし、洗いやすい。
しかも、取手が工具なしで簡単に外れて、付属の袋に入れて持ち運びできます。
→こんど持ってお外いこう!

主張しないシンプルなデザインでありながら、
機能的で使う人のことを考え尽くされてます。

あっ、これって、私が住宅建築の目指すところに通じるなぁ…!


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