編集の仕事
建築家、泉幸甫さんの「住宅設計の考え方」という本。

重厚感あるつくりでとても高価なものなのですが、ご縁あって私の元にやって来ました。
さらに解説講座にも参加させていただいています。
先日、本のこだわりを泉さんご本人・担当編集の方からお伺いする機会に恵まれました。
(あとがきにもしっかり書いてあり、読んでないことがばれてしまいましたが…(笑))
私が本を手にした第一印象は、内容に相応しい重厚感、和紙がはさんであり、色の違う2本のしおりの紐…細部に仕掛けがしてあるとても素敵な本です。
気になったのは、全体の基本の紙がツルッとしていたこと。(コート紙というそうです)
なんとなく光沢がなく裏写りしない手帳のような薄い紙の方がしっくりくるのかなと思いました。
コート紙選定の理由は「とにかく写真をきれいに」とのことでした。
実際出来上がってみると600ページ近くボリュームになり、かなりの重量になったのは想定外だったそうです(笑)
編集や印刷知識のない私にはわからなかったのですが、実はカバーや表紙などもいろいろとチャレンジングなことをしているそうです。
建築と本、作るものは変わりますが、ものつくりに共通する部分があり面白いなと思います。
つくり手の思いやプロセスに興味があります。
この本の著者、泉さんの熱い思いはまた別の機会に…(^^)
20200922壁塗り替え

将来の子供部屋の壁を塗り替えることに。
こどもたちのリクエストで薄い紫にしました。
サンプルをとっていくつかの紫から選択。
本当はワークショップにして皆でワイワイやりたかったけれどこの情勢なので、家族だけで。
その内容をこちらでご紹介します。
みどりの色がちゃんと消えるかまず小さなサンプルを作ってためし塗りです。

ダメだったら一旦白を塗ろうと考えていましたが、二回塗りで大丈夫そう。
壁塗りは私たちも初心者だったので、前回、みどりの壁を塗る前にメーカーさんのDIY講習を受けにいきました。
養生します。
これが一番大変で、一番大事な工程です。
はじめにマスキングテープ(黄色)で際をテープ。この時髪の毛一本分開けます。
上からマスカー(緑色)で養生。
コンセント回りも養生します。

塗っていきます!


一回塗ってしばらくおきます。
今回は暑かったので1時間くらい。
もう一度塗り重ねます。
乾いてきたら、養生をはがして終了。

ちょっとむらが出来てしまいましたが、こどもと塗ったんだからよしとしましょう。
自分のできる範囲で家に手を加えると、さらに愛着わきますね。手軽なことで言うと、絵を飾ったりでもいいと思います。
家族の成長と共に家が変化(進化)していくのは何とも嬉しいことです。
このあと、部分的にチョークボードも塗る予定です。それはまた後日。
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20200821夕刻の階段

夕刻の階段。
外の光が青白く光る時間帯が一日に少しだけあることを、プロの撮影に丸二日お付き合いさせていただいて知りました。
いつもはこどものお世話に終われてバタバタして気づかないのですが、今日はたまたま出会えたので、嬉しい気持ちになりました。
光が漆喰の壁にあたる表情が好きです。
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20200717リン酸処理のてすり
施工1年経過した外部テラスの手摺。
20200703杉板
我が家では、外壁の一部と外構の塀に北海道道南の間伐材(余った材料)の杉を南京下見張りしています。
なるべく自然のものをセレクトしたくて、防腐剤は塗らず、浸透系のウッドロングエコを自分達で塗りました。
先日とある打ち合わせの為、
杉板がこの一年でどう変化したか見比べてみました。
<塀>
右下が元々の材料
左下がウッドロングエコを塗って室内で保管したもの。

ずっと見ていると変わってないと思っていたけれど、どちらも色が濃くなって味が出てきていました。
同じ材料でも外壁より塀の方がより変化があります。外壁は上にガルバリウムの笠木(小さな屋根)をつけているから雨から保護されているからだと思います。
木は使い方に知識がいりますし、メンテナンスも必要になるので、採用には施主の覚悟(大袈裟ですね(^^;)もいります。でも年月が経って味が出てくるのは嬉しいものです。
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