作ると食べるの楽しみ方

もう30年以上作り続けているシフォンケーキ、
はじめてスパイスシフォンを焼きました。

  

スパイスは
シナモン、オールスパイス、クローブ、カルダモン

  

お菓子作りは「家族が喜んでくれる」が基準でしたが
最近は「自分が食べたいもの」も作るようになりました。

  

休日にゆっくり作ることを楽しんで、
平日にカットして仕事の合間に楽しむ。

今日は計量だけ。とか、夜時間が空いたからと作り始めてみたり…
マイペースに作ったり食べたりを楽しむ自分時間です。

  

   

このシフォンケーキはブログでも何度も登場しているのですが、
ここ最近はうまく作る工夫を見つけつつあります。

 

粉類は3回ふるう
卵白は粉糖で泡立てる
型に入れた後、竹串でかき回して均一にする
オーブンの予熱時から鉄板は入れておく
時間は170℃40分
一日冷蔵庫でなじませる

  

課題は型からの外し方…

  

素朴なお菓子ですが
私なりに変化や過程を楽しんでいます

  

子供から少し手が離れ、

そんな時間が取れるようになってきたという事なのですね。


カテゴリー:01_life

三軒茶屋散策

世田谷区役所に地区計画の申請に行ったついでに街を散策。
あえてひとつ前の駅で降りてみたりします。

  

狭い路地に手作りの気になる住宅がぽつぽつと。すごいところにトップライトがついてたり、ちょっとした出窓の工夫など、世田谷の厳しい斜線制限をクリアしながら豊かな空間を造る試行錯誤がみられます。

ちょっと出た窓…

将来、隣に家が建っても光や目線がダイレクトにお部屋に入らず、スキマからもれてくる感じ。壁がよい干渉に。

  

窓の枠がきれい

 

 

茶沢通りに出ると、店舗が立ち並びます。
路面で店の印象を決定つける店舗設計。
店舗設計ならではの面白い工夫を探すのも楽しいし、リノベーションの参考にもなりそう。統一されてなくて、雑多な感じもよいです。

 (天井からの連続したのれんいいですね。)

 

(気になったお店。開店時は「やってます」にかわるのかな?入口にベンチ)

全体的にベンチが外に向けて「どうぞ」といった感じに置かれているお店が多く、

まち全体が快くお迎えしてくれてるようです。夜のみ営業のお店も多いと思いました。 

  

松陰神社前の店舗
ターポリンの庇がお店の前のたまり場を作っている。

柱と布でなんとなくの空間ができるのはフレキシブルで、住宅でも使えそう。

  

OBSCURA 駅周辺に何店舗かあるコーヒーショップ

 


カフェラテをいただいて、一休み。
コーヒー豆も購入しました。

  

久しぶりの街歩きで、旅した気分になりました。

涼しくなったらいろいろなところに訪れたい。

  

  
確認申請はオンライン申請が主流になった今でも、地区計画・中高層申請・長期優良住宅の認定申請など、直接行政まで提出に行くかなくてはいけないものも多々あります。

   

最近は申請業務でいろいろな場所に行くので
近くのパティスリーを探してお土産を買うのも楽しみのひとつ(^^)
 


カテゴリー:01_life, 02_work

コンポスト生活

ちょうど1年前からバック型のコンポストを試しています。


一般的なコンポストといえば、畑にある緑のプラスチックのアレ。

ご存じでしょうか?

生ごみを土の微生物の力で分解してたい肥にすることです。
田畑のひろがる実家では当たり前にコンポスト生活をしていますが、敷地30坪、開発された分譲地の「新倉の家」ではなかなか難しい。

  

  

実家でやっていること、
姉からバック型コンポストを進められたこと、
単純に資源を有効利用しないともったいないという思い、
そして何より生ごみが本当にバックでたい肥になるのか?
という好奇心から始めました。

  

基材(もとになる土)はピートモスとくん炭を3:2の割合で混ぜ合わせます。
(※バックを購入したLFCコンポストさんで販売している基材は独自配合でピートモスは使っていないそうです。)

基材を混ぜたら、生ごみを都度投入して混ぜるだけ。
カラカラになっていたら水も加えます。
2~3か月ほど入れ続けていっぱいになったら投入終了。
2か月ほどの熟成期間に入ります。
この間はときどき水を入れて混ぜます。
虫が湧くなどの口コミもありましたが、
我が家では日当たりが良いせいか順調にたい肥になりました。

  

  

そして昨年11月、
市民農園を借りることが出来ました。
3m×5m=15㎡ほどの広さです。
畑仕事は立候補で夫担当です。(笑)

  

  

土づくりから始めた畑、
最近ようやくコンスタントに収穫できるようになってきました。
出来あがったたい肥は畑へ。
生ごみ→たい肥→野菜→食べる→生ごみ…
の循環がようやく出来上がってきています!

↑ 春菊は大量に収穫

  

  

 

コンポスト1年やってみて、
良い点
①夏でも毎日生ごみが処理でき(バックの中に入れるだけ)、冷蔵庫保管の必要がなくなった。
②捨てる罪悪感がなくなった
③油も入れられる(100ml程度ならOK、揚げ物時の油の処理はかなり楽)

悪い点
①たい肥にするものとそうでないものの、生ごみの選定が面倒
【入れないもの】卵のから(たい肥になりにくいので)、魚類(匂うので)
②細かくカットすることが面倒(カットすると分解が早い)
③基材にコストがかかる
④熟成期間を考えるとバック2つ使いが理想だけど、場所をとる
⑤単純にいろいろめんどくさいと思うときも(笑)

  

  

気になるコストについて
バック 3,245円(送料別)/LFCコンポスト
ピートモス 18L 698円/カインズ 
(くん炭の量に合わせて4.5L使用。残りは次回へ)
くん炭 3L 498円/カインズ
油粕 350g 110円/100円ショップ(入れると分解に良いらしく途中追加)

  

ピートモスとくん炭は大容量で購入するとかなり価格が抑えられますが、近くのホームセンターに取り扱いがないことや、家での収納場所が問題になります。結局小分けになったものを買うことになり割高に…。

  

子どもが小学生になり、お世話などに割く時間は減りましたが、
それでも、仕事や家事や犬の世話などの日々のタスクにプラスされるコンポストの管理。
そして常にランニングコストがかかる。
エコとしての効果は一個人の行動でどの程度なのでしょうか…。

  

「循環を肌で感じる暮らし」を楽しいと感じたり、価値を感じられるか。

にとどまってしまうのでしょうか…。
現在3クール目。
基材(土)の購入にてこずったり、休憩しながらも、今はコンポスト生活楽しんでいます。

コンポストのある生活、皆さんはどう思われましたでしょうか…?


カテゴリー:00_think_考え, 01_life

2023→2024

2023年は
「知ってもらう、思いを伝える」
をテーマに外へ出ていこうと決めていた一年。

LEEのキッチン大賞では、
応募から、一時審査通過、授賞式、雑誌発売…とほぼ一年近く。
キッチンに対する熱い思いを伝える機会に恵まれ、思いを表現することに真正面から向き合いました。

この時間は本当に大変でしたが、夢中で…。

幸せな時間でした。

雑誌を手に取られた方に伝わればいいなと思います。

(家づくりの参考になればさらに嬉しい。)

 

 

「住まう」事から発展して、
未来の住まいを考える
「空家対策協議会委員」

街を考える
「公共空間プロジェクト」

という二つのプロジェクトに参加させていただいきました。
公共空間プロジェクトはまだまだ発展途上。
この先どうなっていくのか、私も未知です。
2024年も引き続き…。

 

春には、3世代7人が集まって暮らす家をご提案させていただきました。
とっても仲が良いご家族。
家族皆でお布団を並べて寝る日常。
グランピングできるテラスと繋がったLDK。
大勢の友人がキッチンを中心に集まる休日。
ご家族がぎゅっと集まって住むとても素敵な住まい方。
カタチも「一つ屋根の下」を象徴するように
大屋根をご提案させていただきました。

 

 

 

秋からはご縁があってお家のプロジェクトに参加させていただいています。
とってもステキなご夫婦。巡り会えましたことに感謝。2024年はいよいよ本格着工。

しっかりと形にしていきたいと思います。

  

 

 

プライベートでは…
突然ワンコをお迎えしたりと、取り巻く周りの環境の変化が大きかった一年。

自分で変えることのできない事。

子育てはこちら都合ではいかないこと。

子どもは年齢に寄らずまだまだ手がかかることを思い知らされる一年に…。
流れに身を任せながら、母としてはどっしり受け止めて、おおらかにいこう。

そんな風に感じ、もがきながら過ごして来た1年でした。

  

  

話を仕事に戻しまして…
最後にもうひとつ、
兼ねてから進めたかった事に今年こそ挑戦したいと思います。

  

余白も残しつつ… 

  

小さな事務所ですが、今年もコツコツ着実に進めて参りたいと思います。
ちょっとしたご相談事なども、お気軽にお問い合わせくださいませ。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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LEE12月号掲載

女性誌LEE 12月号に「house niikura 新倉の家」のキッチンが掲載されています。


家族で参加させていただいた先日の授賞式…
コウケンテツさんの気づかいとコメントが最高でした
「キッチンの”夢と現実”両方見せてくれた!」

  

ここからは、紙面が完成するまでの裏話(^^)

 

LEEの編集者さんは皆さんフランクでお話ししやすい!
9月には雑誌用の取材と写真撮影がありました。
当日お越し下さった、副編集長(通称ぷーふけさん)、カメラマンのメグミさん。

お二人とも柔らかく気さくな方で、子どもたちも初めからリラックスして撮影に望めました。
お二人の息の合った軽快なテンポで、撮影が順調に進んでいきました。


途中、子どもたちのモチベーションにひやひやしましたが…(笑)

 

  

撮影・取材はお昼を挟み5時間近くみっちりと。
撮影用にケーキやクッキーを焼いて準備しました。

スタッフさんをおもてなししたいという思いもあり…
紙面には一切載っていませんでしたが(笑)、皆で昼食やお茶をしながら、
キッチンにまつわるエピソードも、かなり深掘りしていただき、

なかなか表現しにくかった地味な部分にもフォーカスくださいました。

 

写真のカットやネタが多く、雑誌にはすべて載せられなかったそうですが、
house niikuraの暮らし方やキッチンの工夫が分かりやすく紹介されていますので、
ぜひご覧いただければ幸いです。

  

それにしても…
紙面4ページに、これだけの期間と時間をかけ、
編集者さんをはじめ、写真家さん、イラストレーターさん…
たくさんの方が参加し思いをこめてつくられているのですね。

  

今回は家族の協力も必須で、
夏から温かく(?)見守ってくれて、
最後までつき合ってくれた家族に感謝したいと思います。


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