gritdesign

【Process】
①仕切るまでの使われ方
②仕切る？仕切らない？方法は？
③できることはやってみる
④分割工事までの準備
⑤工事当日
⑥監督さんの仕事
⑦工事後の自主施工
⑧家具屋さん見学
⑨初めから仕切るVS後で仕切る

↑詳しい内容をブログで綴っています。

House niikuraの子供部屋を分割する二段ベットの家具工事。　　

新築当初は子供部屋を作らず9畳の真四角なフリースペースを設けました。
5年が経ち、成長に合わせて二つに分割することに。

2.5ｍの天井高を生かし、上下二段ベットを間仕切りにして空間を有効活用。
将来分割可能のように照明や空調は設計段階から考慮しています。

前からそこにあったような、きれいなたたずまいにしたかったので、柱やはりを使わず、面材を組み立てる方法にし、手元照明や本棚も埋込みや造り付けに。ベットとカウンター横にコンセントも仕込みました。
そしていつも設計の片隅にあるのですが、掃除がさっとできるようにモノを浮かせるように(^^)

この二段ベットは「家具」という通り自立しているので、きれいに取り払うことができて、また元通りに一つの部屋に戻せます。

分割工事の当日の朝、子供たち二人並んで部屋で写真を撮りました。
いつもはケンカばかりの二人。
念願の自分の部屋。うれしいけれど、ちょっぴりさみしい。そんな気持ちが親子共々こみ上げてきました。

いつの日か、我が子が孫を連れてこの家に集まるような日が来たときは、また広いひと部屋に戻し、布団をならべて皆で寝るのかもしれません。